電子足跡: 最南端佐多岬歩き旅
鹿屋市古江町から根占を越えて伊座敷へ
プロローグ
このページは鹿児島城御楼門から最南端佐多岬を目指して歩いた、5日,6日目の2日間の古江町から根占を越えて伊座敷までの旅です。季節も良く、海岸沿いの道はそよ風が吹き抜け清々しい気分で歩く事が出来ました。
途中には、進駐軍上陸の碑、大隅線廃線跡、薩摩藩常平倉跡、幕末に薩摩藩が築いた根占原台場跡などの史跡を見る事が出来ました。
更に、根占港そばのネッピー館という温泉施設のロビーに、1987年4月21日ライダーで冒険家の風間深志さんが北極点に到達したときのバイクが展示してありました。
この道は桜島からは遠ざかり、対岸の開門岳が良く見えるようになります。
裾野を伸ばした山容は美しく、一日の中でも姿を変えて行きます。
ということで、最初に『開聞岳五景』を掲載します。
歩きデータ
| 都道 府県 |
区間 | 通るビューポイント等 | 歩いた日 | GPS 移動距離 |
| 鹿児島県 | (鹿児島交通) 古江~鹿屋(乗り換え)~根占港 |
鹿屋港(古江町)、菅原神社(荒平天神)、進駐軍上陸の碑、高須港、大隅線廃線跡、薩摩藩常平倉跡、道の駅錦江にしきの里、城ヶ崎、錦江町、根占港、ネッピー館、開聞岳 | 2025/5/31 | 24.8㎞ |
| (鹿児島交通) 根占港~佐多 |
根占港、最南端の道の駅根占、根占原台場跡、伊座敷トンネル、最南端Aコープ、伊座敷港、開聞岳 | 20225/6/1 | 19.1㎞ |
kmz形式のGPSデータがリンクされています。GoogleEarthがインストールされているとGoogleEarthで表示されます。
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古江町鹿屋港 から 高須町高須港へ
一人旅は誰も見送ってくれないので、猫に見送られて昨日のゴール古江町の鹿屋港からスタートです。古江の街は小さいので少し歩くと街はずれになります。朝の漁を終えた漁船が開聞岳を背景に鹿屋港に向かっています。
振り返ると、噴煙をあげる桜島
菅原神社(荒平天神)
島の中に社殿があります。満潮時は鳥居がある砂州は海中に沈み、渡る事ができなくなるそうです。小さいけど、フランスのモンサンミッシェルや韓国の珍島を思い出しました。
進駐軍上陸の碑
高須町 高須港
高須町の手前の道は住宅街より少し高い所に道がありましたので、眺めがよいと思いそちらの道を歩きました。その道は緩やかにカーブして市街地の海岸側を街を包み込む様に続いていました。大隅線廃線跡
高須港を越えて、岬の所に来たら旧大隅線のトンネルを通って続いていました。
旧大隅線は高須町で大きくカーブして志布志に向かっていました。
旧大隅線は昭和62年(1987)に廃止されました。
薩摩藩常平倉跡
嘉永4年(1851)に島津斉彬により設置された米蔵があった場所です。藩費で米価が安いときに買い入れて、高いときに安く放出して米価を安定させる目的で建てられたそうです。
高須町から根占港へ
高須海岸
左側の霞んだ山は桜島、中央奥の山脈は霧島連峰です。
この花コスモスですか?
コスモスであれば、私が住む新潟県では秋10月頃に咲きます。コスモスを漢字で書くと『秋桜』ですし、所変われば春に咲く花になるのでしょうか?
永小原町 岬の風景
神川新町付近
神ノ川
ここは河口ですが、水底が見えるくらい水が澄んでいます。もしかして、そのまま飲める?
トロピカルガーデンかみかわ
露天風呂に入ったつもりで鹿児島湾の風景を眺めました。
城ヶ崎
小さな岬ですがヤシの木があると特別な場所のように感じます。
吹き抜けるそよ風が心地よかったです。
錦江町
大根占港は城ヶ崎を下った所にある港です。錦江町は人口6000名ほどで、垂水市を越えてからは比較的大きな町ですが、ここも過疎化が進んでいるのか人通りはまばらでした。
写真左:大根占港
写真右:錦江町のメインストリート
南大隅町に入りました
佐多岬まであと40㎞。
佐多岬まで、いよいよあと40㎞地点になりました。
映画の予告編をみるような、ワクワクする期待感が湧いてきます。
今日のゴール根占港です
小さな港ですが、鹿児島湾を横断して薩摩半島先端の山川港に行くフェリーが出ています。
ねじめ温泉 ネッピー館
大きな温泉施設ですが、
露天風呂は薄褐色で、なんか秘湯に来たような雰囲気がありました。
風間深志さんと北極点に行ったオートバイ
そのネッピー館のロビーにオートバイによる探検家として知られる 風間深志 さんが 1987年4月21日 バイクで北極点に到達したときのバイクが展示してありました。
根占港から伊座敷へ
日にちは変わり根占港からスタートです。南大隅町の役場付近の街並みです。
大内山峠
峠といっても標高60mくらいです。
歩いていると、佐多岬を目指していると思われる、オートバイや自転車乗りの人達が追い越して行きます。
開聞岳
鹿児島湾を挟んだ薩摩半島の南端が見えています。ここから開聞岳山頂までの距離はおよそ23㎞です。南端付近には砂湯で有名な指宿や最南端の鉄道駅 JR西大山駅 がなどがあります。
本土最南端 道の駅根占
注:地図は "道の駅 公式ホームページ全国「道の駅」連絡会" に掲載されていた地図です。
根占原の台場跡
天保年間最後の頃から嘉永のはじめ頃(1840年代後半~50年代初頭)に築かれた砲台跡です。
幕末期、西欧の列強の来航に危機感を強めた薩摩藩が次々に砲台を築きました。特に文久2年(1862)に起こった生麦事件の後は増強・増築を図ったそうです。
自称 本土最南端の食堂
こちらは "本土最南端"のガソリンスタンド
佐多岬まであと 27.5km
まるで中国の黄山!
中国安徽省 の黄山のような山容の山です。
そして海に目を向けると開聞岳
伊座敷トンネル
伊座敷までは海沿い道がありましたが、通行止めでした。
伊座敷トンネルを通りました。2.2㎞の長いトンネルです。
佐多岬への長いトンネルを抜けるとガソリンスタンドであった。
あれ? 最南端のガソリンスタンド?
本土最南端 Aコープ佐多
『本土最南端』 『佐多』 という文字を見ると、いよいよゴールの佐多岬に近づいている実感が湧き上がってきます。
本日のゴール 伊座敷漁港
佐多岬まであと22km。
エピローグ
いよいよ、佐多岬まで22km地点まで到達しました。あと少しで北は北海道宗谷岬から本土最南端の佐多岬まで到達します。なんか小学生の遠足の前夜のようにワクワクします。
随分と歳を重ね、風貌も歳相応になりましたが、気持ちはまだ子供の頃の好奇心、探求心が残っているようです。
END
2025年11月21日 作成
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